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EYS−STYLE支部 記者会見で訴え

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(株)EYS−STYLE(中央区銀座・吉岡秀和社長)が運営する「EYS音楽教室」(銀座・新宿・横浜に教室)の講師たちで結成した全国一般東京東部労組EYS−STYLE支部。7月31日の団体交渉で、法律違反の是正・「ペナルティ」の廃止等を約束させました。

■詳細http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/42a44815ae560293d2af65e685cd4ea5

「ブラックをホワイトに」と、在職の労働者自身が自らの権利をつかみとるため労働組合結成に立ち上がり法違反を是正させようとする今回の動きは、法律を守らず若者労働者を使い捨てにするいわゆるブラック企業が社会問題化するなか、非常に画期的な意義を持つものです。

組合は9月6日、同社を退職し不払い残業代請求の労働審判を申し立てた労働者とともに厚生労働省で記者会見を行いました(上写真)。9名の支部組合員が出席、多くの記者(新聞・テレビ)が組合の訴えに真剣に耳を傾けていました。
組合の大多良(おおたら)学委員長は「私たち講師あっての音楽教室。正当な待遇を求め、組合で行動していく」と力強く決意を表明しました。

当日の会見を受け、翌9月7日の東京新聞が大きく報道しています(下画像)。

また、退職労働者が申し立てた労働審判についても、9月7日の毎日新聞で報道されました。

EYS−STYLE支部は今後もこの会社における労働者の待遇改善のため闘っていきます。
みなさんの激励をお願い致します!

EYS音楽教室で働くみなさん!
安心して働ける・レッスンができる職場をつくるため、EYS−STYLE支部に入りましょう!

連絡先
全国一般東京東部労働組合・同EYS−STYLE支部
http://www.toburoso.org/
電話 03−3604−5983、03-3604-1294、03-5650-5539 担当:菅野(すがの)
メール info@toburoso.org
住所 東京都葛飾区青戸3−33−3野々村ビル1階


HTS支部塩田委員長 本日元気に仕事に復帰!

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(写真:2010年4月「週刊金曜日ツアー」で)


不当な「アサイン停止」の撤回を求め4年以上闘い、東京高裁での勝利和解(詳細http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/6bd9b737aae30beec396d79e8292e16d)により職場復帰を確定させた東部労組HTS支部塩田委員長が
本日9月10日からのトルコ10日間ツアーで元気に仕事に復帰しました!

解雇規制の緩和が画策されている中、立場が弱いとされている登録型派遣労働者が職場復帰を現実化させた意義は本当に大きなものがあります。「労働組合で闘えば、企業の不当な仕打ちを跳ね返すことができる」との確信を私たち東部労組は新たにしています。

全国のみなさん!この間のご支援、本当にありがとうございました!

シリーズ「解雇理由」2013年7月分

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写真・市進は、不当な51歳雇い止めを撤回しろ!

 みなさんへ 
シリーズ「解雇理由」です。
2013年7月中にNPO法人労働相談センターと全国一般東京東部労組に
寄せられたメール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例からまとめました。

相変わらず、過酷な労働を強いられたあげく病気になったのに、
退職に追い込まれたという相談が後を絶たない。

幾らなんでもひどいではないか。
会社の為に命まで削って尽くしたのに、この仕打ちか。

天よ、冷酷・残酷な悪徳経営者に罰を与えよ!と叫びたくなるほどだ。

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シリーズ「解雇理由」2013年7月分
(「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例のまとめ)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2013年9月11日

1) 配送ドライバー。仕事中、追突されケガをした。労災は使わず、相手方の保険で処理する事になった。通院し治療に専念していたら社長から仕事の呼び出しがあり「復帰しても重いものを持つから無理じゃない?」と退職を勧められた。身体がもとに戻らないのにひどい。

2) 仕事の疲労で体調不良になった。会社から「復職ありきの休職」と言われ3ヵ月間病欠した。先日、上司の面談があり「休職期間満了を持って解雇」と通告された。不当解雇だと思う。

3) 過労の末、体調不良になり度々休んだ。人事部から「明日付けで退職してほしい」と連絡があった。

4) 勤続2年。毎日残業2時間は当たり前。残業代はなし。休憩時間も無い。有給休暇もない。仕事で骨折しても労災申請してくれない。職場の上司から罵倒などのパワハラ。体調を崩し精神疾患を診断されたら、半ば無理矢理自主退職させられた。

5) 病院事務職。勤続10年。月80時間〜100時間を超える時間外労働をしているが、残業代は年俸制を理由に支払われていない。パワハラもあり、退職したが、これは本当は「会社都合退職」なのでは。

6) 勤続2年。残業や休日労働が多く、満足に休めず体調不良になった。二ヶ月の間に早退と欠勤を数回したら上司から「これからもこんな事では困る」と退職を勧告され、後任が入社した時点で退職と決まった。ところが、いつまでも後任が決まらず、今度は辞めさせてくれない。ますます体調がおかしくなったので、病欠で休んだら、解雇通知がきたばかりか「無断欠勤したから損害賠償をする」と連絡がきた。

7) 事務員。深夜までの残業や連続出張の日々。「頸椎ヘルニア」などの難病を発病し手術をした。手術後も痛みが残り、長時間労働は無理で、医師の指示もあり残業は断っていたら「やらないならやめてもらえ」という圧力が強まっている。こちらから辞表をだすように仕向けてきている。

8) 女性パート。店のオーナーから突然即日解雇されたので「解雇予告手当を請求したい」と伝えたら、「予告手当なんか知らない、解雇なんて言っていない」と言われた。ストレスで嘔吐が。

9) 8月に 「1年契約で毎年更新」の約束で入社したのに、職場の上司から「来年の3月まで」と来年の更新は無いような言い方をされた。不安だ。

10) 中間管理職。先日経営者から呼ばれて「退職した部下への貴方のパワハラを理由に解雇する。残っている社員もみんな貴方を嫌っている」と突然言われた。パワハラの具体的内容は何一つ教えてくれないし私には身に覚えがない。社員とも良好な関係を維持している。社員みんなは会社のやり方に怒っている。

11) 社長は、数年で20数名の社員を横暴な理由で解雇したり、社員にひどいパワハラをする。我慢ができず自主退職届けを出したが、社長から強い慰留を受けて、一旦は退職届けを撤回した。ほどなくして再び社長のパワハラがあり、即日解雇された。にもかかわらず、社長は、ハローワークには「自主退職だ」と言い張る。

12) 6年勤続の派遣契約社員。先日「業務低迷の為、今年の9月までの契約で終了、次期更新はしない」と突然と言われた。もうすっかりやる気が失せたので、残っている有給休暇を全部消化して辞めるつもりだ。休めるだろうか。

13) 配送会社でアルバイト。会社から「ハローワークで正社員の募集をする。必ず雇うので応募してほしい」と言われ応募し面接をしたら、「応募人数多かったから・・・」と言われ不採用もありそうで不安だ。口約束でも有効のはずだが。

14) 某地方のKDDIエボルバコールセンター。一つのクレームで上司が叱責してくる。翌日再び呼び出し、二人きりで長時間の説教。具合が悪くなり、早退を申しいれても認めてくれない。あげく退職を迫ってくる。

15) 女性。ひとりの男性社員から度々身体を触られるひどい痴漢行為を受け上司に相談したが、全く信用されず逆に「人間関係に問題がある」とレッテルを貼られ職場で孤立し退職に追い込まれている。

16) クビになったが、未払い賃金と解雇予告手当を払ってくれない。ひとりで会社前の抗議行動をしたいが、法に抵触する心配はあるか。

17) 派遣労働者。「来月もお願いしたい」と言われて安心していたのに、10日前になって、「今月末で終了。次の紹介先もない」と言われた。

18) 看護師。上司のひどいパワハラ。明らかに私を自分から退職させようと狙っている。

19) 福祉施設。4年勤続。今まで一生懸命働き、同僚や利用者さんともうまくやっていたのに、突然「業務日誌の書き方が悪い」と契約解除を言い渡された。今まで一度の注意も指導もなかった。夜勤2連泊、3連泊は当たり前等の労基法違反が常態化の職場。

20) 会社から「独立したという形で退職して欲しい」と話があり、会社を信じて退職した。その後何も動きがなく、しばらくして内容証明書「セクハラで懲戒解雇」が届いた。

市進支部が本八幡でアピール行動

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2名の講師に対する不当な雇い止め解雇撤回・大幅な賃金カットをはじめとする労働条件の不利益変更撤回・講師への差別撤廃を求め、東部労組市進支部は9月12日、本八幡でアピール行動を行いました。

当日は2名の組合員に対する不当雇い止め撤回を求める裁判の第二回目が行われ、市進支部組合員は裁判を終えた後、東部労組各支部の支援のもと、プラカードを掲げながら通行人にビラを配り、マイクで訴えました。
近くの店舗の人、通行人からは「がんばってください」など、激励の温かい声がかけられました。

アピール後、組合員は市進ホールディングス本社前に移動し、「市進は不当な雇い止めを撤回しろ!」「講師への差別をやめろ!」とシュプレヒコールをあげました。

有給休暇を自由に取らせろ!2013月7月分

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2013年7月にNPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「有給休暇」関連相談から抜粋して以下の事例を紹介します。

有給休暇を許可する、しないが、
まるで上司や会社に与えられた権限であるかのように
思い込んでいる人がいます。

また、有給休暇は会社や社長からの
お恵みのように錯覚している人もいます。

いずれも大間違いです。

有給休暇は法律で定まった国の制度ですから、
会社が断ったり、恩着せたりすることなどあり得ないのです。

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「有給休暇」関連相談事例から(2013年7月分)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2013年9月17日

1) グループホーム。夜勤が多く公休日が少ない。有給休暇も取れない。

2)デザイン会社。朝9時から働き、帰りは深夜タクシーか泊まり込みのエンドレス労働。残業代もない。ケガをして午後病院に行こうとしたら、「明日の午前中に有給休暇で行ってくれ」と言われた。午後いた方がエンドレスで働かせられるという訳です。

3)勤続10年。入社以来「うちには有給休暇はないから」と言う会社。法的には申請できるはずですが、拒否されたらどうしたらいいのでしょうか?

4)社員5名の有限会社。社長が「年末年始、ゴールデンウィーク、お盆など連休のある月は有給休暇は禁止だ」と言っている。こんなことは有効なのか。

5)妻の祖母が他界した新盆で、有給休暇を申請したら「駄目だ。不満なら辞めてもらって構わない」と言われた。

6)パート。過去6ヵ月の出勤数が22日から8日とバラバラです。この場合でも有給休暇は発生するのでしょうか。

7)退職日が決まり、残った有給休暇6日間と公休日2日間を入れた8日間を申請したら、「3日分しか認めない。うちはそういう会社だから」と言われた。

8)派遣社員。勤続6ヵ月。有給休暇は発生しているはずなのに、会社からはいっこうに何の通知もない。

9)会社から、突然「現在年間105日ある年間休日を87日に変更する」と連絡が入った。社長は「労働基準監督署から一日7.5時間で年間105は多すぎだと言われたから」と言うのです。今までも就業規則も有給休暇もないのに、こんな変更は可能なのか。

10)医院。退職にあたり有給休暇の消化を申請したが断られた。

11)新聞配達。病気で休んでいるが、店長から「有給休暇がなくなる」と言われている。病欠と有給休暇は別ではないでしょうか。

12)有給休暇が35日残っていて、退職が決まり消化を申請したら、上司は「有給休暇消化は認めない。無理矢理取ったら即日懲戒解雇とする」

13)社内規定に「退職届受理後、引き継ぎをしない場合は懲戒免職にできる」と記載されていて、残っている有給休暇の消化が事実上出来なくされている。

14)会計事務所。高卒で入社2年目。有給休暇、産休、育休、残業代がない。

15)アルバイト。1日6時間、年間270日出勤している。有給休暇は発生するか。

16)中規模の株式会社。勤続4年。一度のボーナスもなく、有給休暇も使わせてもらえない。有給休暇は、人によっては取れている場合もある。こんな差別もする。

17) 物流倉庫に派遣されている。派遣会社に有給休暇の申請をしたら、派遣先物流倉庫の社員から「繁忙期だから、有給休暇の話はなしにして」と言われた。

18) 派遣先会社の創立記念日は会社が休み。しかし、派遣社員の自社は休みではない。こちらだけ賃金がカットされるか無理やり有給休暇を使用するか代休を強制される。

「過労死防止基本法」を実現させましょう!100万人請願署名ご協力のお願い

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写真 「8.4過労死龍基金」で、全国過労死を考える家族の会代表寺西笑子さんへ手渡す中島晴香代表

「過労死防止基本法」を実現させましょう!
 100万人請願署名ご協力のお願い

 全国一般東京東部労組・NPO法人労働相談センター・ジャパンユニオン、そして過労死をなくそう龍基金では、「経営者による殺人行為」過労死の撲滅に向け鋭意活動を繰り広げています。

 いまや英語の辞書でも目にする「karoshi」。この全国規模の不名誉を、立法措置で返上しようという運動を「ストップ過労死 過労死防止基本法制定実行委員会」が取り組んでいます。

 国会に「過労死防止基本法」の制定を求め、クニの責任として過労死を撲滅させるのが目的です。いま、国会への請願署名100万人を目指し全国で活動展開中。わたしたちも全面的に協力・応援しています。皆さんもぜひ署名にご協力ください!

署名用紙はこちらから

ストップ過労死 過労死防止基本法制定実行委員会ホームページ
http://www.stopkaroshi.net/

署名用紙
http://www.stopkaroshi.net/onegai/syomei.doc

リーフレット
http://www.stopkaroshi.net/onegai/leaflet.pdf

シンボルマーク
http://www.stopkaroshi.net/image/mark.jpg

賛同書
http://www.stopkaroshi.net/onegai/sandousyo.doc

 

EYS−STYLE支部 二日間のストライキに決起! 銀座・新宿でアピール行動

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(株)EYS−STYLE(吉岡秀和社長)が運営する「EYS音楽教室」の講師たちで結成した全国一般東京東部労組EYS−STYLE支部は9月21・22日の二日間、ストライキに立ち上がりました。

EYS音楽教室における長時間労働・残業代不払い等の労働基準法違反の是正を求めるため、そして、出席人数を理由とする団体交渉の拒否に抗議するためなどです。

9月21日、EYS銀座教室前にEYS−STYLE支部組合員40名、東部労組各支部の仲間も加え70名が集まりました。
「(株)EYS−STYLE(EYS音楽教室)はブラック企業体質を改めろ!」との横断幕を広げ、「スト決行中」「違法なペナルティをやめろ!!」などのプラカードを掲げる組合員。演奏も含めたアピール行動に多くの通行人の注目が集まりました。

 

組合員ひとりひとりから「私たちはモノではない!」など真剣な訴えが会社にぶつけられました。会社に対する団体交渉の申し入れも行いましたが、会社側は職制・弁護士で教室入口前を固めるという敵対的・不誠実な対応を行ってきました。

 ストライキ一日目@銀座の動画

 

9月22日、ストライキ2日目は新宿駅西口でそれぞれの担当している楽器を演奏しながらアピール行動。道行く多くの人たちの中には演奏に聞き入り、激励の声をかけてくれる人もいました。 
 

 

組合は西口でのアピール後、EYS新宿教室に向かい、社前で抗議の声を上げました。会社はまたしても職制・弁護士を配置して組合の行動を監視するという敵対的な対応に出ましたが、組合員は臆することなく「ブラック企業を許さないぞ!」「EYSは残業代を支払え!」などのシュプレヒコールを上げました。 

 

 

ストライキ二日目@新宿の動画

若者たちが敢然と立ち上がったこの二日間のストライキはマスコミも報道し、社会的関心も広がってきています。

■マスコミ等の報道(Web)
・共同通信 47News
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013092101001541.html

・毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20130922k0000e040153000c.html

・msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130921/biz13092116440011-n1.htm

・レイバーネット日本
http://www.labornetjp.org/news/2013/0921shasin


(株)EYS−STYLEは法律違反をやめろ!
団体交渉に応じろ!
ブラック企業体質を改めろ!

 

 

学生ボランティアスタッフ募集のご案内

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写真・3月3日の女性労働相談日の労働相談センターの様子

学生ボランティアスタッフ募集のご案内

                                    2013年9月24日
                               NPO法人労働相談センター
                                 理事長  石川 源嗣

大学の学生、大学院の院生の皆さまに、「学生ボランティアスタッフ」の募集を呼びかけます。

学生ボランティアスタッフの活動内容は、従来からの「労働相談ボランティア」と、新規に開設する「団体交渉スタッフ」の2種類です。
それぞれについて説明します。

1.「労働相談ボランティア」の募集
労働相談センターは、労働問題について労働者の相談に応えるNPO法人(特定非営利活動法人)です。おもに電話、メール、面談での労働者からの労働相談に応じています。労働相談ボランティアの仕事は、それらの労働相談に対応してもらうことです。不慣れな方には、そのための研修会を用意しています。

労働相談センターは創設して今年で25年目を迎えます。またNPO法人になって丸9年になります。
相談センターでは、賃金、会社都合の解雇・退職、有給休暇・休日、労災、過労死、過労自殺、退職金、社会保険、組合結成、ユニオンショップへの不満、いじめ・いやがらせ、倒産、相談者都合の退職、解雇予告手当、出向・配転・異動、セクハラ、パワハラ、労働時間、サービス残業、その他労働に関わるあらゆる問題のご相談に応じています。
詳しくは、ホームページの「NPO法人労働相談センターとは?」をご参照ください。
http://www.rodosodan.org/center/annai/centertoha.htm

NPO法人労働相談センターでの最近の相談件数は、毎月700件前後で推移しています。
相談内容では、「いじめ関連」(「いじめ・嫌がらせ」相談+「辞めたいのに辞めさせてくれな
い」相談+「セクハラ」相談)が相談総数の30%と、とびぬけてトップとなり、職場での働きづらさを象徴しています。そのほかでは、賃金、解雇問題が多いです。

それらの相談への対応には、労働相談センターや労働組合のスタッフとともに、労働相談ボランティアが中心的役割を担っています。
「労働相談ボランティア」は現在、登録者数が388名に達しています(9/1現在)。
ほぼ毎週日曜日に開催している日曜労働相談では毎回、10人近くのボランティアのご協力で、来所面接相談が平均5〜6件、電話相談が20件前後、労働相談の見学・説明会参加が2〜3件という盛況を呈しています。

日曜労働相談の実施と併行して、労働相談・労働組合の見学・説明会を開催していますので、まだご参加されていない方はぜひ一度お出かけください。
「労働相談見学会・労働組合加入説明会・労働相談ボランティア説明会 ご案内」
http://www.rodosodan.org/2013/sodanannai2013.htm


2.団体交渉スタッフの募集
NPO法人労働相談センターでは、従来からの「労働相談ボランティア」とともに、新規に「団体交渉スタッフ」を開設しました。

労働相談のなかから、場合によっては経営者と交渉して問題を解決すべき案件が出てきます。その時は、全国一般東京東部労組、ジャパンユニオンの組合役員が当事者といっしょに、経営者に申し入れて、団体交渉という話し合いを行い、解決をはかります。

「団体交渉スタッフ」の仕事は、当事者や組合役員とともに、団体交渉の組合側メンバーとして、団体交渉に参加し、活動してもらうことです。

団体交渉にあっては、どんな小さい企業においても、またどんなにささやかな要求であっても、それらを巡って、経営者側と労働者・労働組合側との真剣勝負が毎回展開されます。

団体交渉権は、労働三権の重要な一部を構成し、経営者に対しては団体交渉を通じて、考えている以上の成果をかちとることが多いです。

そのような団体交渉という生きた労働運動に、あなたも参加してみませんか。

なお、労働相談ボランティアと団体交渉スタッフの両方ともボランティアでお願いしていますので、報酬はないのですが、交通費だけは支給させていただきます。

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       ★★NPO法人労働相談センターからのお知らせ★★
労働者にとって最強のセーフティネットは労働組合!
労働問題を労働組合加入で解決しよう!
全国一般東京東部労組 website: http://www.toburoso.org
                                e-mail: info@toburoso.org
ジャパンユニオン website: http://www.jca.apc.org/j-union
                   e-mail:j-union@jca.apc.org
NPO法人労働相談センター website: http://www.rodosodan.org
                                   e-mail:info@rodosodan.org
〒125-0062東京都葛飾区青戸3-33-3野々村ビル1階
TEL03-3604-1294/FAX03-3690-1154
担当者 矢部
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浅草演芸ホールよ労働者は徒弟じゃないぞ!9/21抗議アピール行動

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 9月21日浅草演芸ホールへ抗議アピール行動を行いました。

 浅草六区の有名な演芸場「浅草演芸ホール」を運営する東洋興業に勤務する鈴木さん(65歳)が、社長から9月15日付けの解雇を言い渡されました。その理由たるや、入社時の契約どおり皆勤しているにもかかわらず「休みが多い」「もっと働いてくれる若手を雇ったからもう結構」「笑顔が少ない」「社長に対して感謝や尊敬の念がない」という、とんでもない中身です。

 最終的には、団体交渉で解雇撤回と謝罪を勝ち取りはしたものの、会社はなぜか職場復帰を頑として拒否しています。鈴木さんは、断固就業を求め闘うことを決意しました。

 2013年9月21日土曜日、鈴木さんを応援しようとかけつけた東部労組組合員は、午後2時40分に銀座線田原町駅に集合し、台東区西浅草の東洋興業本社前と浅草六区ブロードウェイ商店街中央にある浅草演芸ホール前で抗議アピール行動を行いました。

「労働者は徒弟じゃないぞ!」
「解雇撤回したなら職場に戻せ!」
「労働者を大切にしろ!」
「労働者にこそ感謝しろ!」
のシュプレヒコールが浅草に集う多くの観光客と地元の方々の前に響きました。「頑張れ!」と励ましの声も寄せられました。  

 

「職場のいじめ・嫌がらせ・パワハラ」まとめシリーズ第40弾2013年7月分を報告します

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写真・市進は講師いじめをやめよ!

みなさんへ
2013年7月にNPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「職場のいじめ」相談メールをまとめて報告します。

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「職場のいじめ・嫌がらせ・パワハラ」メール相談事例(2013年7月分)のまとめ
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2013年9月27日

1) 学生アルバイト。求人では時給1000円の約束が、実際は950円。ずっと立ち仕事で15時の25分の休憩は「休んでんじゃねーよ」「だから信頼下げる」と悪口を言われ、携帯電話をいじっていると携帯まで取り上げられる為、おちおち休憩もできない。電車で4時間もかかる子会社に手伝いに行かされた時の交通費もでません。保険と年金も入れてくれない。

2) 女性事務員。上司の罵声による不安と恐怖で適応障害になり、出社出来なかった。別な上司は「幾ら怒鳴られたかといって休むとは何だ」「パートから正社員になったばかりなのに、そんなに休むならパートに戻って構わない」と怒る。

3) 銅線を取り出す会社。社長が「銅線が足らない。盗んだ奴がいる」と犯人扱いで大騒ぎし始めた。「警察を呼んで欲しい」と頼んでも「犯罪を犯したら家族がなくぞ」「女は目の前にお金をだせば変わるからな」とひどい名誉毀損の発言を投げつけてくる。

4) 全国チェーンの小売り店で勤続10年のパート。以前の職場内でのいじめが原因で、社内の飲み会などに恐怖を覚え、出席できなくなったことで上司から叱責され「お前」呼ばわりされた。「お前」呼ばわりに抗議すると激高して何度も「このアホ」とののしる。

5) IT企業の正社員。勤続6年。他のスタッフのいる前で小馬鹿にしたりイヤミの罵倒や非難を2時間以上続けてきたり、すでに受け取った過去の給与や手当を遡って減額してくる社長。

6) 契約社員。上司のきまぐれやわがままでデタラメなシフトが作成されてしまう。

7) 勤続5年。先輩たちが、休憩室で毎日同僚や部下の悪口を話している。ほとほと嫌になる。

8) 契約社員。部長が私ひとりだけ無視してくる。人事に相談しても契約社員ということで全く相手にもしてくれない。

9) 営業正社員女性。社長の暴言、暴力。

10) 営業。展示会に商品を届けるため、夜中の1時、2時まで1000キロ先まで配送して疲れ果てホテルに到着して翌日フラフラのまま出社するという日常。疲れ果てている。しかもこの深夜の長時間運転は労働時間としてカウントもされない完全なただ働きのサービス残業。

11) 上司から年中「辞めれば?」「バカ」と罵倒され、「性格・親の教育」の人格否定の言葉を投げつけられる。休憩時間も20分あるかないか。体調も崩し、毎日ビクビクして働いている。

12) 中小企業。表向きは「自己都合」退職という、実際はパワハラによる退職強要が頻発する会社。

13) 女性派遣社員。男尊女卑がひどい派遣先。女性は家政婦扱い。些細な正論を言っただけで「態度が悪い」と解雇された。

14) 百貨店のショップ。産休・育休を取って復職したお店の店長らからパワハラを受けている。日常的な無視や有給休暇の取得への嫌がらせ、二人分の仕事をひとりでやらされたり、・・・恐怖を覚えるほど。

15) 福祉施設。毎日仕事が終わってから上司から「態度や顔が悪い」と2時間以上の説教が続き帰れない。勿論残業代もでない。

16) 店舗のオーナーが「有終の美を飾って下さい」と辞めろという嫌みを言ってくる。

17) 同僚の男性から首を絞められる暴力を振るわれた。加害者は、謝罪もなく平然といつも通りに仕事に来ている。

18) 上司の女性の言葉による暴力や差別がひどく、日に日に恐怖を覚えて萎縮するために仕事でもミスを連発してしまう。会社に行くのが怖く休んでしまったので、間違いなく「自己都合」で辞めさせられる。

19) 高齢者介護施設。正社員。深刻な病気になり病欠を連絡したら「人数が足らない。入浴介助ができない」からと拒否された。出勤すると、人手が足らないというのは嘘で、人が余っていた。

20) 不動産会社。正社員で雇用契約を結び入社したのに、契約社員で交通費もでない。健康保険は国民健康保険。辞意を伝える社員には椅子を投げつける社長。

21) 郵便局の非正規職員。正規職員を先頭にみんなが「きっしょ(気色悪い)」と連呼し、後ろから台車をぶつけてくる。無視や睨まれる。みんなの前で馬鹿にされ嘲られる。毎日毎日仕事に行くのが苦痛で堪らない。

22) 社員10名の社長のワンマン。「俺が社長だ。個人の意見はいらない」の一点張り。社長室に呼ばれて2〜3時間の恐怖の説教。「嫌なら辞めてください」と言うくせに、いざ社員が退職を申しいれると辞めさせてくれない。

23) パソコンによるデザイン制作会社。面接時に言われた事とは違う仕事を任され、やったことがなく、当然出来ないため罵倒の毎日。あげく解雇された。

24) 大学生アルバイト。ジョナサン。今までのマネージャーや同僚と楽しく仕事をしていた。ところが新しいマネージャーに代わったとたん、無視されたり、シフトを外されたり、聞いても答えてくれなかったり、お客の前で罵倒されたりのいじめが始まった。

25) 建築現場の警備員。現場監督の横暴に苦しんでいる。「バイクの駐車代として一日300円支払え」と要求してきた。バイクを置いていた広場は近所の親切な方の庭。

26) 外資系企業。新上司のパワハラ。命令に従わないからと別室に呼び出し「経営陣にクビにしろと勧めようか」「謝罪のメールを書け」等々脅してくる。女性社員の出産休暇中に、退職を勧めるメールを送る。

27) 旅行会社。社長のワンマン。朝令暮改は当たり前。大声で理不尽な叱責や社員の悪口、早朝・深夜・休日お構いなしのメール。残業も月100時間。残業代は年俸に含まれているとして出ない、有給休暇は取ると社長が不機嫌になるからとれない・・・と労基法違反も数限りない。

28) 自動車教習所。「七夕の日に受け付けの女性や女性職員のみ浴衣を着ろ」と言う命令が会社からでた。セクハラに該当しないか。

29) 小売り業。ワンマン社長が帰るまで退社できない。夜11時になる時もある。暴言を吐かれ続けたので、辞めたいと言ったら「損害賠償で訴える」と脅された。

市進支部 第10回団体交渉

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(写真:9月12日のアピール行動@本八幡)

10月25日、東部労組市進支部と(株)市進との第10回団体交渉が本八幡で行われました。会社側から市進ホールディングスの金野取締役会長以下4名が出席。組合からは東部労組本部役員と市進支部並木委員長はじめ9名が参加しました。

■組合員への「オマエ」呼ばわり問題
タイムカードの打刻について上司に質問したところ、その上司が突然激昂し、組合員に対して「オマエ」呼ばわりした問題について、組合は前回の団交で追及しました。これを受け、会社は事実関係を調査し、その上司は当該組合員に謝罪しました。

■残業代不払いを会社認めず
市進学院では残業時間のカウント単位により、単位時間未満の時間が切り捨てられています。ということは、切り捨てられた時間分の残業代が不払いになっているということです。組合はこの不払い残業代を支払い、適正な労働時間管理を行うよう要求しています。しかし会社は「不払い残業代は存在しない」と回答。是正する姿勢を見せようとはしませんでした。

■従業員代表選挙方法の是正を約束させる
今年4月、会社は36協定締結のための従業員代表選挙を実施しました。しかしその選挙のやり方は不公正と言わざるを得ないものでした。

【詳細】http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/19b283d3c45636af7a0b9c58eb3476d3

組合は選挙方法の是正を要求しました。これに対し会社は、投票を無記名にするなど、是正を約束しました。組合の成果です。

■並木委員長への「授業外し」−またしても会社の暴言
前回の団体交渉で組合が問題にした市進支部並木委員長への不当な「授業外し」。

【詳細】http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/c198c85193b5afb2f546618cecc2770c

会社は「不当労働行為ではない」として是正を拒否しました。「組合員すべてがコマ数減ではない」「非組合員でもコマ数減の人もいる」と会社は言います。しかし、並木委員長が所属する教室の他の講師と比較すればその不均衡さは明らかです。会社も「並木委員長が所属する教室においては、並木さんだけがコマ数が減っている」ことを認めたのです。そうであれば、それはただちに是正されなければなりません。しかし会社は並木さんへの明らかな「授業外し」について、並木さんの「勤務成績」を持ち出してきたのです。そして「もっと成績をあげてください。そうすれば授業も入ってきますよ」と言い放ったのです。このような暴言はまったく許せるものではありません。実際、「授業外し」により並木さんは賃金が4割近くも減っているのです。支部組合員からは怒りの声が会社にぶつけられました。

 

 

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第1回労働相談ボランティア研修会開催

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第1回労働相談ボランティア研修会開催

 10月27日、日曜労働相談の前段として、定例化された「労働相談ボランティア研修会」がNPO法人労働相談センター事務所で開催されました。初回ということもあり、参加人数は28名(労働相談ボランティア21名、東部労組組合員5名、ジャパンユニオン組合員2名)と盛況でした。

 石川源嗣・センター理事長から「NPO法人労働相談センターの今後の活動方針」として、相談件数の大幅な増加策とその受け皿づくり、労働債権型相談(賃金・残業代未払い、パワハラ・セクハラ被害への謝罪・慰謝料要求など)への大量着手、団体交渉ボランティアの募集といった取り組みが示され、矢部明浩・同センター副理事長は「相談事例研究?残業代を取り戻せ!」をテーマに、経営者が残業代を支払わない手口とその対抗策、団体交渉への臨み方を講義しました。

 質疑応答では、「会社にモノを言った後のリアクションを考えると、なかなか団交などに踏み切れない」といった切実な声も聞かれ、今後の取り組みの課題として残されました。
 終了後は、日曜労働相談に引き続き従事したボランティアもいて、活気のある日曜日となりました。

 次回は2014年1月26日(日)10時に開催されます。

「辞めたいのに辞めさせてくれない」相談事例の報告(2013月9月分から抜粋)

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2013月9月にNPO法人労働相談センターと東京東部労組に寄せられた「辞めたくても辞めさせてくれない」労働相談事例の抜粋報告です。

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「辞めたいのに辞めさせてくれない」相談事例の報告(2013月9月分から抜粋)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2013年11月5日

1) 高校教諭。毎日夜9時から10時まで働き、土日の休日も部活動などでほとんど休んでいない。きつすぎて健康も害し、記憶が飛ぶほど疲れすぎている。ついに退職を決意したが、教頭から「君が居なくなった分、他の先生が働き、過労で死んでしまう。君は他の先生を殺したいのか」等罵倒され辞めさせてくれない。

2) 盆休み前後の繁忙期には毎日朝7時ごろまで徹夜で作業する状況が一週間続いた。このままでは体が壊すと退職を申しいれたが「同僚を見捨てるのか」と全く相手にしてくれずいつまでたっても辞められない。

3) 営業職の約束で入社したのに、製造現場にまわされて週6日毎日12時間労働で働かされている。身体も壊れてしまったので、このまま出社拒否して退職と届けを出したいのだが可能か。

4) 銀行。与えられた仕事はゴミ捨てやチラシ折りなどの雑務のみ。それでいて、退職の希望を伝えると「社会人として常識がない」と言われた。

5) 新卒でフィットネスクラブに就職。過酷な労働環境でスタッフが次々辞めていき、残った二人だけでまわしている状態。疲れ切って退職したいと申しいれたが「感謝の気持ちがない」と言われ辞めさせてくれない。

6) パート。社員以上の過酷な仕事をさせられながら、社員からは「パートのくせに」と言われる。その上辞めたくても「後任が入るまで」と辞めさせてくれない。

7) 「会計が合わない。誰かが盗んだんじゃないか。訴えられるのはあなただからね」と平気で言ってくる職場に嫌気がさし、8月に退職した。しかし、退職した後に「人が足らない」と呼ばれ、働かされている。

8) 介護職。仕事がきつく椎間板ヘルニアを患い、仕事を辞めたいと何年も前から思っているが、「まずは体を治して職場に戻って欲しい」と中々辞めさせてくれない。

9) ヤマダ電機でパート。病気になって仕事を休んだ。上司は病気を疑って「診断書を持ってこい」と言う。退職を上司に何度頼んでも無視され「辞めるのは考え無くていい」と取り合ってもくれない。

10) 特別養護老人ホームでパート看護師。看護師として雇用されたのに、実際は人手が足らないからと介護の仕事をさせられている。にも係わらず、介護士に支給されている調整手当が看護師には支給されず、健康診断費用もパートは自腹。退職を申しいれたが「人が足らない」と受理してくれない。

11) 法律事務所。上司の弁護士からのパワハラによる精神的ストレスで体調不良となり通院。これ以上は無理と退職を申しいれたが、希望した退職日に辞めさせてくれない。

12) 退職届けは6ヵ月前に出すという規則があるので、半年前に提出した。しかし、上司に退職届を破り捨てられ「無かったことにしよう」と言われた。

13) 会社が「新しい人を募集して、引き継ぎが終わり次第退職を認める」と約束してくれた。しかし、会社は一向に求人をかけている様子はなく、ずるずると退職を引き延ばされている。

14) 派遣会社に勤務。退職届けを提出したら派遣会社から「絶対に辞めさせない。給料を差し押さえる」と暴言を浴びせられた。

15) アパレルショップの女性アルバイト。結婚が決まって退職を申しいれた。社長は「面接の時に結婚の予定が無いと言っていたよね」と退職を認めてくれない。書類にも「会社が納得出来ない理由での退職の場合、賠償請求の訴えを起こす」と書いてあるので怖い。

16) 暴言を吐く社長は、社員を長時間労働でただ働きさせるなどドレイのように扱い、給料も平気で遅配してくる。この社長が怖くて退職したいと言い出せない。

17) 何度も退職したい旨を会社に告げたが、その度に止められた。仕方なく、会社を休み、休み中に辞めたいと告げた。ところが「今までお前の資格取得にかかった費用100万円を払え」「もう地元では生きていけると思うな」と言われ、どうしていいかわからない。

18) 運送業で整備士。社長に辞めたいと伝えたら「以前整備工場で起きた事故の損害費用30万円を払え」と言われた。

19) 認可外保育園。「研修期間(見習い期間3ヵ月間)が終わったら社会保険に加入する」という約束で入社したのに、いつまでたっても研修期間が終わらず社会保険に入れてくれない。辞めたい旨を伝えても「次の人が決まるまであと3ヵ月はいてくれないと困る」と辞めさせてくれない。

20) 新人看護士。始業前出勤や時間外労働に残業代が出ない。休日はクタクタ。腹痛・頭痛が発病。退職したいと考えているが、上司から何度も引き留められ、話が一向に進まず働かされている。

 

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市進支部アピール行動@本八幡

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11月2日、東部労組市進支部は2名の講師に対する不当な雇い止め解雇撤回・大幅な賃金カットをはじめとする労働条件の不利益変更撤回・講師への差別撤廃を求めるアピール行動を本八幡で行いました。

当日は組合員2名への不当な雇い止め解雇撤回を求める裁判の第三回目が行われました。会社は裁判においても「雇い止め解雇は正当である」との趣旨の主張を行っています。まったく態度を変えようとはしていません。そのような会社に対し、組合員は抗議のプラカード・横断幕を掲げながらビラを配って道行く人にアピールを行い、市進ホールディングス本社前でも抗議のシュプレヒコールを上げました。

ACTユニオン支部 労働委員会で勝利命令!

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東京都労働委員会で東部労組ACTユニオン支部が勝利!
株式会社アドバンストコミュニケーションテクノロジー(ACT)の不当労働行為を認定!

IT企業の株式会社アドバンストコミュニケーションテクノロジー(ACT)に雇用され、派遣や請負の客先常駐型のシステムエンジニアらでつくる全国一般東京東部労組ACTユニオン支部が、ACT経営陣による不当労働行為=労働組合法第7条違反について救済を東京都労働委員会(都労委)に申し立てていた問題で、都労委がACTの不当労働行為を断罪する内容の「命令」(裁判でいう判決)を10月16日付で交付しました。組合側の申し立ての一部については棄却しましたが、組合側が実質的に勝利したと言える内容です。

都労委は要旨以下の通り会社に命じています。

1.組合員X1の2010年10月1日からの自宅待機命令をなかったものとして取り扱い、同日以降、自宅待機中の賃金相当額と既支払賃金額との差額を支払うこと。

2.組合員X2の2010年4月6日からの自宅待機命令をなかったものとして取り扱い、同日から同年6月20日までの間、教育訓練を受けた場合の賃金相当額と既支払賃金額との差額を支払うこと。

上記2点と、さらに不誠実な団体交渉を行った点を加えて会社に不当労働行為を繰り返さないよう誓約させる内容の文書を組合側に交付するよう命じました。

都労委の判断ポイントは以下の通りです。

・会社は、組合結成の準備会発足当初から、会社社長等が合同労組を批判するメールをするなど、組合を嫌悪していたと推認される上、IT技術者が取引先の面接を通過した後、会社側から契約を断った事例が過去にないこと等から、会社自らX1のソフトウェア運用業務を断り、自宅待機を命じたことは、組合員であるが故の不利益取扱いに該当する。

・9月29日以降3回の団体交渉における会社の対応は、事実とは異なる説明を行った上、X1のソフトウェア運用業務を断った理由を採算性に変更した後も、採算性についての説明を拒否し、不適切な資料を提出するなど、誠実な対応をしたものとはいえず、不誠実な団体交渉に該当する。

・会社が、X2に対する適切な教育訓練について検討しないまま、賃金が4割減額となる自宅待機を命じていることは、会社において過去に例のない特異な例である以上、会社の対応は、組合員であるが故の不利益取扱いに該当する。

このように明確に不当労働行為という違法行為があったことを都労委は認めています。また、会社は団体交渉でも都労委命令には従うので団体交渉では話す必要がないと主張していました。ところが、ACTの経営者は組合員と社会に対して反省し謝罪するどころか、是正を行わないまま都労委の上級審にあたる中央労働委員会(中央委)に再審査を申し立てました。これを受けて、組合側も一部棄却された部分を中心に中労委に再審査を申し立てました。

ACTの不当労働行為との闘いは続きますが、皆様のこれまでのご支援に心から感謝申し上げます。今後ともご支援をよろしくお願いいたします。

アドバンストコミュニケーションテクノロジーの経営者は都労委命令を守って、不当労働行為を是正してください!

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市進HD下屋社長 インタビューで「人を教える会社である以上、社員を大切にしたい」

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下屋社長は自らの発言に責任を持て!
2名の組合員の雇い止め解雇をただちに撤回せよ!

東部労組市進支部の組合員が雇用されている(株)市進の親会社である市進ホールディングス下屋俊裕社長が11月1日付「日刊ゲンダイ」のコラムに登場し、インタビューに答えています。
同コラムには大見出しで「人を教える会社が社員を切ってはいけない」とあり、記事中でも「社員を大切にする下屋氏の経営哲学」として紹介されています。
また、下屋社長は「人を教える会社である以上、社員を大切にしたい」とも語っています。これを受け、コラム筆者は「なるほど、人を教える企業が人を切っていたら教育を語れなくなる」と分析しています。

しかし、現在(株)市進が市進支部2名の組合員に対して行っていることを見れば、下屋社長の上記発言はまったくの「ブラックジョーク」としか思えません。「人を教える会社」である市進が行っているのは、2名の組合員に対する不当な理由での雇い止めです。どこが「社員を大切に」しているのでしょうか。「人を教える企業」が「社員を切って」いるではありませんか。
それとも、下屋社長が言う「切ってはいけない社員」というのは無期雇用の「正社員」であって、1年契約の非正規雇用講師はその対象ではない、とでもいうのでしょうか。だとすればそれは差別そのものであって、許されるものではありません。そうでないというのであれば、2名の組合員をただちに職場に戻すべきです。
東部労組市進支部は(株)市進に対し、下屋氏の発言を実践するよう強く求めていきます。

下屋社長は自身の発言に責任を持て!
人を教える会社である以上、社員を大切にせよ!
2名の組合員をただちに職場に戻せ!

タケエイ支部 瀬戸さんの原職復帰が実現しました!

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争議が全面解決!

産業廃棄物処理大手である(株)タケエイのドライバーで2006年に結成した全国一般東京東部労組タケエイ支部。その組合員である瀬戸さんは組合加入直後の2010年10月、従来の業務であった大型トラックのドライバーから処分場内の業務に移されました。これにより、瀬戸さんの賃金は大幅に下がることになりました。

瀬戸さんは原職である大型ドライバーへの復帰を求め、闘いを始めました。東京都労働委員会(都労委)に不当労働行為の救済申し立てを行いました。また、2011年11月にはストライキに立ち上がったタケエイ支部組合員、多くの労働組合の支援のもと、タケエイ本社に対する抗議行動を行い、原職復帰を訴えました。
都労委は今年1月、救済命令を発しました。瀬戸さんは再びストライキに立ち上がったタケエイ支部組合員・多くの支援の仲間とともに原職復帰を訴える行動を行いましたが、タケエイは都労委命令を不服として、都労委を相手にした訴訟(行政訴訟)を東京地裁に提起しました。
そして11月7日、この行政訴訟において東京地裁民事19部の尽力により和解が成立しました。これにより、瀬戸さんは来年早々、原職である大型ドライバー業務に復帰することになります。争議は全面解決です。

この原職復帰は、いうまでもなく瀬戸さんのがんばりによって実現しました。あきらめることなく3年1か月もの間、闘い続けたことにより原職復帰が実現したのです。そして、その瀬戸さんを多くの仲間が支えてくれました。二度のストライキに立ち上がったタケエイ支部組合員。東部労組各支部、都労委・行政訴訟で代理人を務めていただいた加藤晋介弁護士、地域・全国の労働組合の仲間。本当にありがとうございました。改めてご支援に感謝いたします。

以下、瀬戸さんからのお礼状を掲載します。

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全国一般東京東部労働組合タケエイ支部の瀬戸です!

2010年10月から3年1ヶ月の間、大型ドライバーからタケエイの川崎リサイクルセンター内での小型トラックでの運搬業務に移され、それにより給料も大幅に下がりました。かなり苦しく、心が折れそうになりましたが、東京都労働委員会は救済命令を発しました。
会社は労働委員会命令を不服として行政訴訟に移行しましたが、今年11月7日、東京地裁民事19部において和解が成立致しました!
この和解により来年早々から大型ドライバーに原職復帰する事が決まりました!

3年1ヶ月の間、東京東部労働組合のみなさんと担当の菅野委員長・長崎副委員長、タケエイ支部の組合員のみなさんと金子委員長、加藤晋介弁護士、支援してくださったたくさんの仲間の方々のおかげで、原職復帰が実現しました!
支えてくださった方々には感謝の気持ちでイッパイです!本当にありがとうございました。
受けた支援は出来る限り運動で返したいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします!

シリーズ「解雇理由」2013年9月分

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みなさんへ 
シリーズ「解雇理由」です。
2013年9月中にNPO法人労働相談センターと全国一般東京東部労組に寄せられたメール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例からまとめました。

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シリーズ「解雇理由」2013年9月分
(「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例のまとめ)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2013年11月11日

1) コールセンターに派遣で働いている。過去契約を5回更新してきたが、9月はじめに、自宅に「社会保険証の返却を求める」の文書が送られてきてびっくりして問い合わせたら「9月末の契約満了で打ち切り」だと知らされた。謝罪はしてくれたが、仕事の打ち切りは変わらない。泣き寝入りしかないのか。

2) クリニックを突然クビにされた。解雇理由の訳がわからない。遅刻・欠勤も一度もない。真面目に働いてきて、みんなともうまくやっていた。今までもオーナー医師の気分で突然辞めさせられた職員は何人もいた。

3) 8年前正社員として長年勤めた企業の会社更生法適用で解雇された。昨年4年間契約社員として勤めた会社が経営危機になりリストラ解雇された。今ようやく新しい会社に契約社員として勤めているが、この不安定な状態が心配で堪らない。

4) コンビニでパート。オーナーが変わった。今のスタッフを全員解雇して、自分の連れてきたスタッフに入れ替えるとのこと。黙って従うしかないのか。

5) 社長はもうかれば何でもやるとM&Aで事業を拡大してきた。職場の中は社長の恐怖支配。罵倒する、足で蹴る等々の暴力的パワハラの毎日。自分がいかに素晴らしいかの大演説。先日「態度が気にくわない」との理由で解雇された。

6) しにせの温泉旅館。同僚が出勤時に車の事故に遭い、その人の代わりに現場の仕事についたので会議を欠席した。欠席した私に社長が激怒し「会議をなんだと思っている。出席しないのはもってのほか。今すぐ帰れクビだ」と叱責。

7) 3年間の出向から本社に戻ってきたら「お前にやらせる仕事はない」と自宅待機命令がでた。その後「やる気がみられない。自己都合でやめろ」と言ってきた。

8) バスガイド。3ヵ月契約にさせられ雇用保険すら適用されない。ハローワークに抗議しても諦めろと言われた。このまま辞めるしかないのか。

9) 夫が解雇されたが、会社が未だに離職票を発行してくれない。再三お願いしているが、このままでは失業保険の手続きもできない。どうしたらいいか。

10) 整体士。雇い主のパワハラ、暴言、不当解雇と闘う方法を知りたい。

11) パート。仕事で疲労骨折になり2ヵ月間休んだ。いざ復職する段階で「新しい人を入れたいので解雇したい」と言ってきた。

12) 30万円の約束で入社していざもらった給料は大幅に減額されていた。会社に問い合わせたら次の給料に不足分を足すと回答があったが結局は解雇された。

13) 病気になって休んだ。復職したが週3回しかシフトを入れてくれず、到底生活ができない。これでは病院にも通えない。会社は、自分から辞めさせようとしている。正社員で15年勤めたのに理不尽なこの扱い。

14) 業績も順調で、経営悪化でもないのに突然40%の給料カットを告げられた。拒否したら解雇された。

15) 防衛庁関連の事業所。上司のバワハラに悩んでいる。その上司が解雇される事を切に願っている。

 

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全国一般東京東部労組 第40回定期大会が成功

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全国一般東京東部労組 第40回定期大会が成功
新支部と争議支部をよってたかって支えよう!

11月10日、全国一般東京東部労組は第40回定期大会を東京都内で開催し、115人の組合員が集まり成功を収めました。

労働組合には法律で毎年1回、大会の開催が義務づけられています。大会は規約上、組合の最高決議機関と位置づけられています。

今年の東部労組の大会スローガンは「新しい支部をよってたかって支えよう!」「1000人の組織化を早期実現しよう!」「すべての争議支部の闘いに勝利しよう!」「労働者の『階級的憎しみ』を燃やそう!」の4本。

来賓で出席された全労協の金澤議長、全国一般全国協の平賀委員長、今年3月に結成された葛飾区労協の三浦議長から激励のあいさつをいただきました。

議案のうち経過報告および総括では、1年間の東部労組の活動をDVD映像で振り返り、今期新たに結成・加入を果たした支部を紹介。その後、争議支部と争議解決の当事者が発言しました。情勢・運動方針案では過労死防止基本法制定や労働法制改悪反対、特定秘密保護法反対などを強調し提案。いずれも全体討議のうえで採択されました。年間ストライキ権も圧倒的多数の賛成で確立されました。

菅野委員長が「来年は1000人の東部労組を実現しよう」と呼びかけ、団結ガンバローで大会を成功裏に締めくくりました。

EYS−STYLE支部 第2回団体交渉

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(第2回団体交渉に臨むEYS−STYLE支部組合員)

3か月半ぶりの団交が実現
不払い残業代30名分1700万円を請求

「EYS音楽教室」の講師たちで7月に結成した全国一般東京東部労組EYS−STYLE支部は、7月31日以来となる団体交渉を11月14日、都内の会議室で行いました。組合からは東部労組本部菅野委員長、EYS−STYLE支部大多良委員長はじめ7名が出席。会社からは職制2名と常川弁護士が出席しました。

会社は7月31日の第1回団体交渉以降、組合側の出席人数を「3名」と限定するなど、人数を理由に実質上団体交渉を拒否していました。組合はこの件も含め、9月21・22日の両日、ストライキに決起し抗議アピール行動を行いました。そのような中、東京都労働委員会のあっせんもあり、ついに11月14日、第2回の団体交渉が実現したのです。

不払い残業代を請求

この日の団体交渉で組合は不払い残業代の請求を会社に対し行いました。7月31日に組合と会社が締結した「確認書」には、「会社は、組合員につき、不払いの残業代(深夜手当)があった場合、それを支払う」との条項があります。組合はこの約束に基づき、組合員各自についての詳細な計算書を会社に渡し、不払い分を支払うよう強く求めました。組合の計算では、過去2年分の不払い残業代の額は30名分で約1700万円にのぼります。これを受け、会社は「話し合いで解決したい。会社の考え方、支払うべき金額を示す」と回答しました。しかし一方で、「『みなし残業代』として一定時間分はすでに支払っている」との趣旨も主張しました。しかし、この会社の主張は実態として無理のある主張です。会社がこのような主張に固執し、不払い残業代の支払いを拒むようであれば、組合は労働基準監督署への申告等の対応を取らざるを得ません。

職場の労働条件についても改善を要求

7月31日の「確認書」で会社は「法律通りの休憩時間を取得させる」と約束しました。それ以降、「トイレにも行けない」ほどの長時間・連続労働は改善されましたが、日によっては休憩が十分に取れない時もあるのが現状です。組合はこの点について、より改善するよう要求しました。今後、組合は休憩時間を確保するための方策を会社に提起していきます。
その他組合からは、希望者の正社員化、一方的な基本給カット分の返還などについて会社に要求しました。

「ブラック企業」体質を正し、安心して働ける職場を目指し、東部労組EYS−STYLE支部は闘っていきます!

 

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