(写真:9/21ストライキ行動@銀座)
「EYS音楽教室」の講師たちで7月に結成した全国一般東京東部労組EYS−STYLE支部と会社との第3回団体交渉が12月20日、都内の会議室で行われました。組合からは6名、会社からは職制3名と常川弁護士が出席しました。
■事実上の解雇の白紙撤回かちとる
12月17日、一人の組合員に対し、会社は「契約解除」として事実上の解雇通告を行ってきました。まったくもって一方的な、事実経過に反する理由で行われた解雇につき、当該組合員も団交に出席し、会社の見解をただしました。結果、会社は「契約解除は撤回する」として当該組合員は勤務を継続することとなりました。この間の闘いが一人の組合員の雇用を守ったのです。
■労働条件・職場環境の改善を要求
「人事考課」を理由とする一方的な賃金カットの撤回、人事評価基準の開示、休憩時間の確保についても、組合は引き続き会社に要求しました。
■会社 不払い残業代の金額提示を約束
組合が前回の団体交渉で提示した不払い残業代(30名分・1700万円)について、会社は「固定・みなし残業代を支払っている」との主張を行ってきました。しかし、組合員には過去、「固定残業代」が明示された事実はありません。会社もそれは認めざるを得なかったようです。「会社にも問題があった」趣旨を認めました。その上で、「次回の団体交渉で一定の金額を提示する」と約束しました。
安心して働ける職場を目指し、東部労組EYS−STYLE支部は闘っていきます!