写真=社長との解決合意書に調印した東部労組マルゴー支部組合員5人
【御礼!】東部労組マルゴー支部の職場占拠闘争が解決!
79日間にわたる職場占拠と全国支援で労働者の生活を守ったぞ!
支援していただいたすべてのみなさん、本当にありがとう!!
上野・アメ横でモデルガンなどを販売しているミリタリーショップ「マルゴー」の労働者でつくる全国一般東京東部労組マルゴー支部の組合員5人は、昨年末から一方的な店舗閉鎖と全員解雇に反対するために職場占拠闘争を続けてきましたが、2月28日、社長との解決合意書を締結調印しました。
不当解雇を撤回し、職場占拠していたマルゴー本店の在庫商品を社長が退職金として組合員に譲渡し、組合員自身が今後行う営業再開のために社長がアメ横で使用権を持つ本店とは別の店舗を貸与するというのが主な解決内容です。なお、合意書に非開示条項があるため詳細を明らかにできないことをご了承ください。
昨年12月12日、マルゴー支部の組合員は社長から突然、会社解散(店舗閉鎖)と全員解雇を言い渡されました。その日の夜から同支部組合員は本店に泊まり込み、在庫商品の防衛・自主管理の闘いを開始しました。社長にはストライキを通告するとともに東京都労働委員会に不当労働行為救済申し立てを行いました。社長宅抗議アピール行動も2回行いました。
組合側としては不当解雇の撤回とともに、社長が会社を解散するのなら組合員による自主営業を行うことを決断、それへの協力を団体交渉で要求してきました。
今年2月6日の団体交渉で在庫商品の譲渡や新店舗の貸与など大筋で社長と合意できたため、社長の求めに応じて本店シャッターに貼り付けていた組合旗などは撤去していました。ただ、合意書の調印まで組合員は泊まり込みを続けていました。結果、職場占拠闘争は79日間に及びました。
泣き寝入りせずに最後まであきらめない組合員5人の体を張った闘いと、東部労組よってたかっての団結、全国の労働者の支援で、組合員の職場と生活を守ることができました!
抗議行動などの支援に駆けつけてくれたみなさん、占拠中にカンパ、差し入れ、激励してくれたみなさんに心から御礼申し上げます。本当に、本当にありがとうございました!友好労組のみなさんには別途、解決報告集会をご案内しますのでご参加をお願いします。
なお、同支部組合員が営業を行う新店舗はマルゴー本店よりも上野駅寄りにある元々マルゴーP1店があった区画です。新たな店名は「Take Five」です。3月上旬をめどにオープンをめざしています。今後ともよろしくお願いいたします。